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2021.09.12

幸せを運ぶオリーブの木 オリーブ 天然素材 小豆島 持続可能性 雇用創出 地域循環 香川 PRODUCT サステナブルなものづくり SDGs

モノづくりに不向きな木材として捨てられてしまうオリーブの木が、温かいユニークな雑貨に変貌。香川の職人がハンドメイドで丁寧に作っています。

2013年の初頭、川西木工所の川西社長と光松庵の川原社長の「オリーブ家具やってみんか」の会話が発端で、香川県家具商工業協同組合の有志6社が集まりました。

香川県小豆島にオリーブが初めてきたのは1908年(明治41年)。当時、三重・鹿児島・香川の三県でオリーブを栽培し、唯一実を付けたのが小豆島でした。穏やかな地中海性気候に恵まれた小豆島の風土は、オリーブ栽培に適していました。

昭和29年に県花、昭和42年には県木に指定され、香川県のシンボルツリーとなりました。その後、一般の農家でも栽培されるようになり、平成20年には植栽100周年を迎えました。

香川県産材であるオリーブの木。これまで使い道の無かったオリーブ間伐廃材を使い、香川の若手家具職人たちは商品化にとりかかりました。年に一度きりの収穫は、太い枝はごくわずか。大半が細く曲がりくねった枝で、全体の量もさほど多くはありません。細く曲がった枝は、加工も非常に難しく、製材するとさらに小さくなってしまうため、大きな家具を作るのは不向きです。

そこで、オリーブの木目や細く曲がった枝、表皮の表情や木目の美しさなど、温かみのある自然の木目や形をそのままに、小さな素材からつくりだせそうな、個性的なオリーブ雑貨を、ひとつひとつ手作業で仕上げました。オリーブの木の手づくり雑貨“LUCCA LOOCA”です。

 

PRODUCTS

ヨーロッパでは「幸せを運ぶ木」と呼ばれ、平和の象徴として人々から愛されるオリーブ。

オリーブ農園では、毎年1月頃に剪定作業が行われ、その剪定された枝がLUCCA LOOCAの貴重な資源(原材料)となります。年に一度きりの収穫は、太い枝はごくわずか。大半が細く曲がりくねった枝で、全体の量もさほど多くはありませんので、量産は出来ません。ひとつひとつ手作りなのです。

また、細く曲がりくねった材料だから、通常の機械による製材ではロスが大きくなってしまいます。だから製材の段階から全てハンドメイドで作っていきます。

オリーブ材は硬く非常にキメが細やかな木。研磨すればするほど美しい仕上がりとスベスベ感が生まれます。このスベスベ感は他の樹種では感じられません。使えば使うほど、手の平に馴染んでいきます。

小豆島産オリーブ材で作る商品の塗装には同じ小豆島産オリーブオイルを使いますので相性は抜群。浸透性の高いオリーブオイルがしっかりと染みこみ、内部から木を保護します。また、体にも環境にも優しいモノづくりが特徴です。

 

LINK

LUCCA LOOCA

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