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2021.05.24

ツナ缶から生まれる、美味しい循環 地域循環 有機肥料 静岡 循環 サスティナブルなFOOD

静岡では昔からこの肥料を使って、お茶やみかんを育てています。環境に優しいだけでなく、美味しい農作物もできるというとても良くできたエコシステムです。

静岡県のツナ缶製造の全国シェアを知っていますか?
何と99%以上、 国内のほとんどすべてのツナ缶が静岡でつくられています。

静岡県の 清水港に水揚げされたマグロは清水の工場でツナ缶に加工されます。人が食べない頭や尾、骨などは、捨てずにその日のうちに工場へ運ばれ、乾燥させて飼料や肥料になります。静岡では昔から、そのマグロからできた肥料を使ってお茶やみかんを育てています。環境に優しいだけでなく、美味しい農作物もできるというとても良くできたエコシステムです。静岡のお茶やみかんが美味しいのは理由があったのです。

静岡の「美味しい循環」を作り出しているツナ缶は、近年の魚価の高騰による製造コスト増加とデフレによる製品の価格競争の板挟みになっているのが現状です。メーカーはコストを下げるためにいろいろな努力をし、海外で加工・生産し工夫をしてきましたが、疲弊し始めています。それにより静岡でつくられるツナ缶はすこしづつ減っていっています。
静岡で作られるツナ缶が減ることは、そこからできていた良い飼料や肥料を作る原料が減るということ。つまり、静岡の美味しい農作物がつくれなくなることに繋がります。美味しい循環の危機なのです。

伊豆川飼料は、昭和20年代前半の昭和20年代前半の清水の町で、ツナ缶工場の加工残さ(頭や尾、骨など)を海岸で天日乾燥していた仕事がルーツ。乾燥させたマグロの頭や尾、骨を粉砕して畜産向けの飼料として製造販売を行ってきました。

この素晴らしい静岡の美味しい循環を持続可能なものとするために、地元清水のメーカーに協力してもらい「とろつな」と「しろつな」をつくりました。スーパーに行けば100円でツナ缶が買えてしまう、そんな時代に手作業で全て静岡でつくり、味にもこだわり、パッケージも今までのツナ缶とは違うもの、それが「とろつな」と「しろつな」です。
色々な人に手に取ってもらい、味わってもらい、この「美味しい循環」を知ってもらいたい。そして循環の輪に入ってもらいたい、そんな思いを込めてつくったツナ缶です。

 

FOOD

  • とろつな
    きはだまぐろの「とろ」の部分のみを使用したブロックタイプの贅沢なツナ缶。パスタや炊き込みご飯に使っても、そのまま食べておつまみにしても最適です。 つな兄弟の兄。
  • しろつな
    びんちょうまぐろを使用した、きれいな白い身が特徴のフレークタイプのツナ缶。 サラダに使ったり、マヨネーズと和えてツナマヨに最適。つな兄弟の弟。
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「とろつな しろつな」ツナ缶から生まれる、美しい循環 伊豆川飼料

 

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とろつな しろつな

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