2022.06.07
[イベント]廃棄食材から生まれた貧困問題を解決する缶詰「コノヒトカン」特別イベント 日本 缶詰 コノヒトカン 地方 持続可能性 海 岡山 サステイナブルフード SDGs
6/13(月)から7/2(土)まで、児童養護施設や子ども食堂へ無償配布されている、廃棄食材から生まれる缶詰「コノヒトカン」を知る特別イベントを実施します。
「コノヒトカン」とは?
「コノヒトカン」プロジェクトでは、廃棄される食材の買い取り、料理人によるレシピでの製造、製缶すべてを岡山県内で行っています。大切にしたポイントは…「食品ロス」を削減できること、子どもが喜ぶ味であること、そして1缶にご飯2合を合わせると3~4人分の食事になることの3点です。
約1年試行錯誤の後…2021年10月に完成した缶詰「コノヒトカン」は「ニク」缶と「サカナ」缶の2種類で、いずれも160グラム入り。
岡山市の結婚式場「ザ・マグリット」のシェフが考案した「ニク」缶は、一頭買いされた牛肉の加工時に廃棄される部位や牛脂をじっくりと炒め旨味を凝縮。トマトと煮込んであります。「サカナ」缶は、カレー粉で下味をつけたサバやサケなどのアラを地元産レンコンなど根菜とともに炒めたもので、飲食業活性化団体「六式会」に所属する料理長らが考案しました。
毎年「子どもの日」と「クリスマス」の年2回、地元企業からの協賛金を得て、児童養護施設や子ども食堂へ無償配布されており…食品ロス削減や子どもの貧困問題など、SDGsの観点から注目されるこの”三方良し”のプロジェクトを東京・有楽町Sustaina Station Daidaiでも特別に催したいと思います。
開催期間中は「コノヒトカン」をはじめとしたパートナー企業含む缶詰の販売、巨大サイネージを使った「コノヒトカン」を知るための特別プロモーション映像の放映、またランチタイム(11:30-14:30LO)には上記缶詰を取り入れた期間限定の特別ランチメニューを提供致します。(※6/21-22は薬草DAYの為、ランチメニューは開催致しません。)
『コノヒトカンプロジェクト』には、レシピを考案してくれたシェフをはじめ、食材を格安で提供してくれる業者さん、協賛金を出してくれる企業、製缶業者、ラベルを貼ってくれる人たちなど…本当に多くの人が関わって「みんなが見えない誰かのために働き」、「温かい人の輪を感じることができる」プロジェクトとして動いています。
フード廃棄ロスと貧困問題を同時に解決しうる可能性を持つ画期的なプロジェクトを少しでも知って頂く機会として…期間中は多くの御客様の来店を心よりお待ちしております。